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3.9
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トップページを衣替えしました! でも夜。次は桜にしたいと思ってます。
波と津波2 no.037 みかみその4 みかみー4枚載せてしまったよぉぉぉ

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今日、アルモドバルの『抱擁のかけら』を観てきた。
ピカデリーで。インビクタスを観たときにはエスカレーターを駆け下りた。今日は、じーっと外を眺めて下りてくる感じ。
最近気付いたことは、写真は考えることと似ているってこと。哲学と同じ作業なのかなと思う。
分からないものに言葉を投げることと、分からないものにカメラを向けること。書きつくそうということと、写し切ろうとすることだ。
そういう意味で、アルモドバルの映画はすごく写真的だった。分からないことだらけ。
分からないというのは難解という意味じゃなくて(この映画はとっても分かりやすく丁寧に作られてる!)、答えは語られず、ただ映画が続いていくということ。
盲目のマテオの見ているもの、ぺネロぺ・クルスの後ろ姿や、陽にさらされる胸、悲しみから逃げることとそれを取り戻すことの正しさ。そういうものは分からない。
この映画は愛の映画だけれど、嫉妬の映画でもある。
そして嫉妬が断罪されず、映画にじっと佇んでいることにとても感動した。
嫉妬に落ちることは弱さではあるけれど、罪ではない。あがなおうとする意志があれば、それは愛と同じく、賛美される人間の素晴らしさなのだと思った。優しい映画。
善悪の問題よりも、続いていく毎日のほうがずっと正しいということなのかも。その意味でこの映画には、遥かな時間が写っている。ほんとうの意味で、ほんとうの意味で、時間が解決する、ということ。ディエゴが大人になるだけの遥かな時間!
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無題
ふむふむ。。素敵な表現ですね!
りえこ 2010/03/10(Wed)21:18:19 編集
あらあら
コメントありがとうー。駄文も駄文でため息がでてますけど、そういってもらえると安心します。見てくれる人が増えるような良い文章を書きたいものです。恥ずかしいけど、たまに書いて少しでも立派な文章が書けるように頑張りたいです。
ふるや 2010/03/12(Fri)02:27:59 編集
無題
最近写真が嫌いな人と会いました。その人は三日に一度は悪夢で目が覚めるそう。視覚的記憶力がとてもよいそうなのです。覚えたくないこと、見ているときは無自覚/無意識だったことも覚えているとか。言語化すること、書き尽くすこと、視覚化すること、写し切ること。しかし、しきれる、のか、どうか。とっても難しいですね、自分の思いや考えを外に出すということは。
アルモドバル、見てみマース。
みかみ 2010/03/14(Sun)02:20:17 編集
無題
もうすぐロードショー終わっちゃうかもー。見るならぜひ映画館で!ほんとに良い映画だからっ。
記憶力が良いと悪夢を見るなんて残念だな。気付かなかった良いところばっかり出てくればいいのにね。
しきれないから楽しいのではないかと思います。謎ですよ。
ふるや 2010/03/14(Sun)22:26:36 編集
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